シルクの神様掛け軸展

画像

シルクフェア 4月27日(土)〜29日(月)期間中、ほっとサロン心和2Fの心和ギャラリーで「シルクの神様掛け軸展」を開催致しました。展示された掛け軸は、約70点。掛け軸は、岡谷市近代化産業遺産を伝える会、会長の宮坂春夫さんの収集品です29日には、展示した掛け軸の解説がありました
画像

宮坂春夫会長によると 「蚕は、暑さ寒さ湿気、病気に弱く人が世話をしなければ生きていけない『贅沢な虫』。眉作りの前に全滅することもあった。養蚕農業の家計は、蛹(サナギ)の犠牲の上に成り立ち、仏教の殺生戒を犯すことにもなる。蚕飼を始める前に 神様に祈り、養蚕の安全祈願は神話や伝説として語り継がれてきた。」
画像

幕末の開国以来、1世紀に渡り隆盛を極めた養蚕製糸業の時代は、全国的にこれらの信仰も厚かったそうです。さて、諏訪地方の状況はどうだったのでしょうか・・・。
この掛け軸は、各家庭での神棚または、養蚕講で飾ったものだそうです。蚕現物の神、蚕影絹笠神、神道の神、依存神の拡大として稲荷神、だるま、七福神、産土神としての諏訪社などだそうです。これらの神々は、神仏習合であり、祝詞・経分・宗祖もなく、養蚕農家の年中行事の中で祀り、祈願するという不思議な信仰で、明治になって関東を中心に一種の流行り神のように広まったそうです。
画像

関東では、神頼みの風習が強かったのに対し 岡谷では、合理性を追求した製糸業ゆえにあまり浸透しなかったが、馬鳴菩薩を崇める蚕霊供養塔が作られたそうです。信仰心が少ないわけでなく、御柱に代表される諏訪信仰や稲荷、だるま信仰がされ、寒村で収入が少ない中で倹約をし、立派な社寺が建てられたことは、合理性の証明になり、工女さんの休日の憩いの場ともなっており、社寺は、精神的面からの近代化産業遺産と言えるそうです。
画像

会場にいらした方からは「珍しいものを見た」「こういう歴史があったのを知らなかった」「蚕と信仰の関係性が面白かった」などなど、たくさんのご意見とご感想を頂き、反響が大きい展示会でした

素晴らしい諏訪地方の文化と産業、岡谷市には誇れる歴史がいっぱいあります。今回、シルクフェアで多くの方にシルクの神様の掛け軸を知って頂くことができました

岡谷近代化産業遺産を伝える会の皆様、そして会場に足を運んで下さった皆様、ありがとうございました


ブログランキングに参加中(*´ω`*)
皆様あたたかい「ポチっ」を!
クリックお願いします
↓↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

"シルクの神様掛け軸展" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。